コヤナギ通信より

砂糖の摂りすぎは・・・

疲れた時に甘いものを食べると、ほっとなごんだり、元気が出た。


そんな経験はありませんか? なぜ、こんなに早く元気にしてくれるのでしょうか?


それは「砂糖は吸収されるスピードが早い」からなのです。


砂糖の入ったものを食べたり、飲んだりすると急激に血糖値が上がります。


身体はそれに対応して急いでインシュリンを出して、血糖値を下げようとします。


そうすると血糖値が下がりすぎ低血糖の状態になります。


これに対応するために血糖を正常にするために、アドレナリンというホルモンが分泌されます。


アドレナリンは分解され、アドレノクロムという物質になります。


大量に砂糖を摂る→すぐに血糖値が上昇→血糖値を下げるインシュリン分泌→一気に血糖値下がる


→低血糖状態になり、ボーっとする、落ち着かなくなる、無気力になる、集中力がなくなる


→低血糖状態を改善するためにアドレナリン分泌→気分が高揚する、食欲が増す、蓄積された糖分を血液中に放出される。


又、砂糖は体液を酸性に傾けるので、中和しようとして、体の中にあるカルシウムなどのミネラルを奪います。


砂糖を日常的に摂っていると、身体の組織や細胞に蓄えてあるカルシウムでは間に合わなくなり、骨や歯を溶かして


カルシウムを補って身体のバランスを摂ろうとします。溶け出したカルシウムで結石もできやすくなる恐れも。


又、砂糖を消費する時にビタミンB群を必要とします。ビタミンB群はイライラやストレスなどでも不足する上に


砂糖の摂りすぎで不足気味になると、ますます体調が悪くなってしまいます。


砂糖には習慣性や増加欲求性もあり、ますます、甘いものが欲しくなったり、より甘いものが欲しくなることなので


意識して砂糖を摂るように心がけてください。


当店でも関節の相談のお客様には甘いものが大好きな方が多いと感じています。。


子供が作る「弁当の日」で有名な

元香川県滝宮小学校校長先生

竹下和男先生の講演を聴いてきました。

 

2001年、香川県の小学校で竹下和男校長(当時)が始めた「弁当の日」。


子どもが自分でお弁当を作って学校に持ってくるという取り組みです。


 何を作るかを決めることも、買い出しも、調理も、弁当箱に詰めるのも、


片付けも、子どもがします。親も先生も、その出来具合を


批評も評価もしないという約束です。お弁当を作ることで


子供たちは感謝の心を知り、失敗の中から多くのことを学び、


生きる力を身につけます。

 

その発案者である竹下和男先生のお話を聞いてきました。

 

<はなちゃんのみそ汁>

 

最初にお母さんが妊娠してすぐ、乳ガンということが分かり


治療か出産のどちらかを選択せざるを得なかった、

 

福岡県の安武千恵さんの話から・・・お医者さんから

 

上記の選択を迫られていた千恵さんは病院で子供より

 

自分の治療を優先してもらおうと思っていたのに、

 

お腹の赤ちゃんは順調ですよと聞かされたとたん、

 

授かった命を優先することになり、

 

治療は中断し、無事に娘のはなちゃんが誕生しました。


その後、ガンが全身に転移し、助からないと分かって

 

お母さんははなちゃんが5歳の誕生日を迎えた日から、

 

味噌汁の作り方を教えました。それもきちんとダシをとって

 

豆腐やワカメを具にした本格的なものです。

 

ご飯の炊き方も教え、自分がいなくなっても


困らないようにと。お母さんがいない現在も、

 

毎日、毎日作り続けているのです。「食べることは生きること」。

 

たくましく生きて」と竹下先生はこの話を必ず、講演先で話すそうですが


小学校でこの話を聞いてどのくらいの子供が、


可哀想に感じているか、子供たちに聞いてみると


参加者の1%ほどの子供たちしかいなかったことが


分かり、先生は子供たちが小さいときにしっかり


人のためになることをさせて、そのことを周りの親たちが


大げさなほど誉めてやると、感情が育ち、これは人間


だけにしかない前頭野の発達に大きく左右することで、


親に常になんでもしてもらって大きくなった子供には


この前頭野の発達が少なく、挫折しやすいとも話され


だから、子供の時の弁当作りはこの教育に非常に役立つそうで、

 

大学生になって一人暮らしをはじめた人にも


自分で作って食べるという基本が出来ているので


しっかりとしたこころとからだが作られるのだそうです。


ちなみに料理つくりに一番興味を持つのは5才のときだそうです。


周りに小さいお子さんがおられたら、ぜひ、教えてあげてください